石原あこ生誕祭2024 イシハ♡ラーコの筆がとまらない件について。

2○歳の誕生日を目前に控えた夢みがちな乙女・石原あこは、現実の夢のなさに絶望し、都内某所でヤケ酒した後、泥酔していた。

？？？「…い、おーい！大丈夫か！？」
心配そうな声が聞こえて目が覚める。どこからか香辛料の香りがする。寝ぼけ眼に映るその人は褐色の肌にはっきりとした目鼻立ち、絹の服を纏い、上品な佇まいをしていた。

あこ「…う〜ん、どちら様……、！？」

あこは突然のこってり顔に驚いて飛び起きた。

あこ「あれか、最近巷で話題の異世界転生ものか…。夢小説人・あこにはお見通しだ。」

しかし、今いる場所には既視感があった。

？？？「君が駅で倒れていたから…。ダイジョウブ？地面で寝てたよ……、そうだ、お腹減った？」

流暢に日本語を話す彼はどうやら私を介抱してくれていたようだ。

ディアン「僕の名前はディアン。最近日本にやってきて、そこのカレー屋さんでバイトしてるよ。」

あこ「なんだ、異世界転生には失敗したのか…。」
あこは落胆した。しかしお腹は減っていたので、お礼も兼ねて彼の働くカレー屋さん、「西葛西ディアン&スティーブ」へと向かったのであった。

※詳細をお待ちください。